
2009年09月01日
8月ももう終わり。

8月といえば、終戦の月。
あるブログでこんな記事がありました。
『やいちゃんのブログ』より。
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先日、地元の公民館で行われた「朝顔の集い」に参加しました。
そのイベントでは、絵本「赦しの花」の中国語による朗読があって、
私は、日本語の朗読を担当させていただきました。
この絵本は、中国の収容所から帰ってきた元日本兵の実話です。
昔、中国の撫順(ぶじゅん)には、戦犯管理所がありました。
かつて満州と呼ばれて日本領だった頃は、
中国人の政治犯が大勢収容され、その中で多くの人が命を落としました。
(絵本なので詳しくは描かれていませんでしたが、
「記念写真を撮ってやるから並べ!」と命令しておいて、
一斉に撃ち殺すなど、残虐な行為があったようです)
日本の敗戦のあと、今度は日本兵1000人が収容されたのですが、
管理所の中国人の所長は、収容された日本兵に対して、
捕虜としてではなく、人間的な扱いを行ったそうです。
兵士たちは、3度の食事をとり、治療を受け、散髪をしてもらい、
絵を描いたり、本を読んだりして毎日を過ごしました。
恨まれ、憎まれているはずの相手が、自分たちに怒りをぶつけてこない。
それどころか、自分たちが食べてもいない白米を出してくる。
戸惑い、いぶかりながらも、
穏やかな日常の中で日本兵たちは、
自分たちのおかした過ちに、自分たちで気付いたのだそうです。
「なぜ殺してしまったんだろう!」
「どうして簡単に殺せたんだろう!」
そこからは、兵士たちの罪の告白と懺悔が続いたそうです。
やがて、兵士たちが日本に帰れる日が来たとき、
所長さんから、朝顔の種を一つまみずつ手渡されたのだそうです。
「もう武器を持って2度と大陸に来ないでください。
日本へ帰ったら、きれいな花を咲かせて幸せな家庭を築いてください」
それからずっと、託された種を九州で育てている副島さんというおじいさんの話
を、
「撫順の奇蹟を受け継ぐ会九州支部」が、一冊の絵本にまとめました。
「憎しみや報復の連鎖では平和は訪れない」と、
言葉では簡単にいいますけれど、実践は簡単なことではないはずです。
なのに、まず「赦す」ということを実践した、所長さんたちの勇気に、
副島さんをはじめとする多くの元兵士たちが「撫順の奇跡」を語り継いでいるそ
うです。
(こういう話はまったく報道されないですし、私もこの絵本で初めて知りました
)
8月は、日本の被害にばかり目が行きがちですが、
加害の歴史、赦しの歴史も知り、だからこそ私たち日本人には、
平和のために尽力する責務があるのだということを、自覚しなくちゃ!と思いま
す。
このお話、ぜひ多くの人に知っていただきたいことと思いますので、
このメールは転載歓迎とさせていただきます。
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戦争を知らない私達は、正確な戦争を知らないといけないなぁと思いました。
唯一の被爆国、日本にはぜひ反戦を正しくアピールする国になってほしいです。
物事をすべて、儲けや合理的である事に重点をおかずに!!
今年の夏は短かったですね。
9月って言うと、もう秋のイメージ。
そして・・・私の誕生月です♪
私はいくつになっても誕生日が好きなんです。
つって、殺界月に入るんですけど。
分かる人に分かればいいです(笑)
Posted by harry at
00:23
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