
2009年08月11日
走るチンチン。走るインディアン。

大体の子供は、ウンチやチンチンなんて言葉が好きですが、
うちの子も類にもれず大好きなタチです。
もう少し大きくなったら、恥ずかしくもなるだろうと
雑誌で紹介されてるのを見てからというものアンジが唱え続けた
絵本、『走るチンチン』を買ってあげました。
3歳の男の子がフルチンでどこまでも走るという内容は紹介で読んでいたけど、
実際読んでみると・・・ふ、深い!!
3歳のコウキくんが、フルチンで走る。走る。どこまでも走る。
その純粋な行動・姿にある女性は生きる希望を見出し、
ある両親は何を考えてるかわからない息子を抱きしめたくなったりする。
海を越えて、コウキくんは走り続ける。チンチーンと叫びながら。
これバカにできません。
最後、コウキくん光になるんです。で、お母さんの腕の中にもどるんです。
深いです。
アンジにこの深さは分からないだろうけど気に入ってます。
絵の色彩がきれいだからかな?
で今、BSでしてた『世界最速のインディアン』って映画見てました。
アンソニーホプキンス演じるニュージーランドのおじいさんが、
アメリカの二輪バイクの最高時速の記録会に行く話しです。実話です。
彼自身とても魅力的な人間で、出会う人達みんなが彼を好きになり、
激貧の旅をする彼をいろんな人が助けてくれるのです。
その記録会は彼の25年来の夢で
これにかける彼の情熱は半端なく、人生をかけて走るのです。
全然うまく言えませんが、最高の映画でした。
夢に生きてるという事だけでなく、行くトコ行くトコで愛される彼のヒトトナリ。
人生あんな風に(気持ちの上だけでも)生きれれば最高だなと。
絵本にしても、映画にしても
男は走りたい生き物なのか!?
それなら、私は応援するのではなく、
できれば隣を走る女になりたいと思うのでした。