最大の敵は・・・
お父さんの仮ナンを取りに最近足繁く通う(通わされてる)役場で、
気になる冊子を見つけました。
以前
紹介しましたが、私の義姉リョーコちゃんがベトナムからフェアトレードしているコーヒー。
これは、ハンセン病回復者収容村で栽培されたもの。
はじめて聞いた時、その病気を知らないが故の漠然とした不安をもちました。
でもその療養所を訪れ、その人達の生活を支えたいと言うリョーコちゃん。
ハンセン病について知りたいと思ってた所にこの冊子。
ひとつ持ち帰り読みました。
・・・・。
結論ハンセン病はらい菌という細菌による感染症である。
しかしらい菌は感染力や発症力が非常に弱く
一般の日常生活で感染する可能性はほとんどない。
という事でした。
しかし、昔は衛生状態や栄養事情が悪かったり、
有効な治療薬がなかった為不治の病として恐れられていた時代もあったと。
日本ではハンセン病患者を隔離するような誤った国の政策によって、
患者の方々は長い間多くの偏見と差別に苦しんでこられたという歴史がありました。
親や兄弟と一緒に暮らす事が出来ない
実名を名乗る事が出来ない
結婚しても断種や堕胎を強いられる
一生療養所から出て暮らす事が出来ない
死んでも故郷の墓に入れてもらえない
たまたまこの病気になったというだけで。
こんな生活を余儀なくされる・・・。
冊子にはこうあります。
『私達に出来る事、それはハンセン病について
正しい知識と理解をもつこと。』
世の中には知らないことがいっぱいある。
AサイドとBサイドの人間がいて、
自分がAサイドの人間だから、Bサイドで何が起こっていようと
関係ないのでしょうか。
Bサイドで起こってる何かを知った時に
自分は何ができるんだろう。
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